電子スイッチをプログラミングで制御し、ロボットを意のままに操る。

当社はこのほど、マイコンプログラミングで幅広く採用されているフリーの開発ソフト「Arduino」に対応したプログラミング式電子スイッチ STAGEA H10Liteを発売します。
Arduinoは、C言語が理解できる方なら比較的シンプルな構文やプログラミングルールでハードウェア制御ができるフリーソフトで、主にロボット製作などのホビー用途に広く使用されているほか、企業や研究所、学校などにおけるIoTプロトタイプ製作や実証実験に使用するハードウェア開発などで幅広く採用されている開発プラットフォームです。
このソフトを使ってSTAGEA H10Liteにプログラミングすることで、以下のようなことができます。
リレーは、電磁石の力で接点を開閉(ON/OFF)する電子部品です。
マイコンでリレーをコントロールすることで、つないだ機器のON/OFFをプログラム制御できます。
例えばここにモーターをつなぐことで、体を思いのままに動かすロボットを作ったり、左右2つのタイヤに設けた独立したモーターを制御することで左右に舵を切りながら走る車などを作ることができます。
手軽にインターネット接続ができるよう、WiFiを搭載しました。
NTPサーバーから時刻情報を取得するようプログラミングすれば、夕方4時になったら自動的に散水機のバルブを開けて庭に水を撒き、夕方6時になったら庭園灯をONにするといった制御が1台でできます。
Webサーバーに設置したCGIを使って、定期的にフラグをポーリングする、AWS(Amazon Web Servece)で提供されているAWS IoTなどのようなMQTTのパブリックが可能なシステムと連携することで、スマートフォンを使って外出先からスイッチ制御を行うことが可能です。
2系統の機械接点入力を用意しました。
機械接点入力とは、STAGEA H10Liteに対する入力スイッチです。
STAGEA H10Liteにスイッチをつなぐことで、スイッチの反応を利用したプログラムを作ることができるようになります。
例えば、スイッチを押したら5秒後にモーターの電源をONにする、といった制御を行うことができます。
さらには自宅のドアや引き出しに仕掛けたマイクロスイッチをSTAGEA H10Liteのスイッチ入力端子につなぎ、スイッチ接点が反応したらWiFiを経由して、ご自分とご近所の友達のスマートフォン(LINE)に通知を送るとともに、サイレンやパトランプをONにするといった本格的な機械警備を作ることも可能です。
LINEに通知を送る仕組みは、LINE Notify APIとして公開されており、Arduinoライブラリでもサポートされているため、AWSなどを使用しなくても手軽に構築できます。
通常、本機のようなシステムを検討する時、リレーを使わずFET(トランジスタ)で設計します。
しかしながらトランジスタで設計した場合、取り出し可能な電流がリレーに比べてシビアであったり、誤って電源を逆につないだ時には故障する可能性もあります。
そのため、トランジスタを使ってリレー接点を開閉する仕組みを採用しました。
リレーはただの金属接点ですので、多少の電流超過で故障する危険は少なく、逆に接続してもリレー自体が故障する危険は少ないです。
また、大幅に電流超過した時に過熱することもないため、比較的安全にお楽しみいただくことが可能です。
その他にも、
・電源逆接保護回路
・自己復帰型ブレーカー
・入力端子のボルテージフリー(3〜6.5V)
・半田付けが不要なネジ式ブロック端子
など、お子様はもちろん工作が不得手な方にも安心して楽しんでいただく保護機構を考えました。
マイコンにプログラムを書き込む時、多くの場合はデバッガーやプログラマーと呼ばれる書き込み装置が必要となります。
4〜6本のコードでマイコンとデバッガーを接続する必要があり、間違えずにこれらをつなぐことは初心者にとってハードルが高いものでした。
どのデバッガーやプログラマーが使えるのか判断することができず、つなぐ以前に入手さえできないことも考えられます。
そこで、STAGEA H10Liteは、書き込み回路を内蔵しました。
USBケーブルでパソコンとSTAGEA H10Liteをつなぐだけでプログラムの書き込みができます。
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