Ardunioは、インストールしただけでは動作しません。
MCU固有の命令郡を使えるようにしたり、通信条件をあわせるなどの設定が必要です。
このページの手順通りにセットアップしてください。
(1)Arduinoを起動します。
以下のような画面が表示されたら、発行元がOracle Corporationであることを確認して【アクセスを許可する】をクリックします。

(2)[ファイル]->[環境設定]をクリックします。

[環境設定]画面が表示されます。

[追加のボードマネージャーのURL]の右にあるボタンをクリックします。

[追加のURLを1行ずつ入力]の空欄に、以下のURLを入力して、[OK]をクリックします。
| https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json |

[OK]を押すと、[追加のボードマネージャーのURL]にURLが表示されるようになりました。

そのまま[OK]を押して[環境設定]画面を閉じます。

Arduinoは、当社製品のためだけに開発されたソフトウェアではありません。
世界には、多種多様の対応ボードが存在します。
どのボードを使うか、予めArduinoソフトウェアが把握していて、必要な命令セットをインポートしないと正しく動作しません。
ここでは、インポートに必要なURLを登録しました。
次に、ボードの選択を行います。
[ツール]->[ボード:(初期状態のボード名称)]->[ボードマネージャー]をクリックします。

以下のような画面が開きます。

[タイプ]の右側にある空白に、「ESP」と入力します。

多数のライブラリ郡からesp32だけがフィルタリングされて表示されます。
※「ボードマネージャーのURL」を登録しなかった場合、表示されません。
[インストール]をクリックします。

インストールが終わったら、[閉じる]を押します。

最初の画面に戻ります。

[ツール]->[ボード]の順にクリックして、[ESP32 Arduino]が追加されていることを確認します。
次に、[ESP32 Dev Module]をクリックして選択します。

その他の設定項目も以下の画像を参考に設定します。

ここまでの操作で、ArduinoソフトウェアからESP32ボード(当社製品)に接続する準備が整いました。
当社製品のサンプルプログラムをダウンロードして、Arduinoソフトウェアの空白部分に貼り付けてみましょう。
貼り付けたら、[スケッチ]->[検証・コンパイル]の順にクリックします。
コンパイルとは、文字で書かれたプログラムコードから実行バイナリを作成する操作です。
実行バイナリとは、何の細工もせずに一方的にCPU(MCUに内蔵されたCPUを示します。)に送信すれば無条件に実行してくれるデジタルデータで、WindowsでいうところのEXEファイルに相当するものです。

エラーになりました。
「WiFi.hに対して複数の…」の部分は無視していただいて構いません。
最上段の「Ambient.h: No such file or directory」の部分がエラーになっています。
先程、ArduinoソフトウェアでESP32を使用できるようにするための準備をしました。
しかし、それだけでは不足で、Ambientにアップロードするためのライブラリも入手しなければいけません。
コンパイラ(テキストベースのプログラムから実行バイナリを生成する機能で、Arduinoソフトウェアの一機能)に対してAmbient.hを読み込むようにプログラムされているにもかかわらず、Ambient.hファイルが存在しないため、エラーになりました。
「ESP32 Arduino Ambient ライブラリ」で検索し、検索結果の中から
githubドメインのページ(令和2年7月時点でhttps://github.com/で始まるページ)を探してアクセスしてください。

このようなページが表示されたら、->[Download ZIP]の順にクリックします。
ブラウザの下部に、ダウンロード確認のメッセージが表示されたら、[保存]をクリックします。
※間違えて[開く]をクリックした場合、何も起きないか、[downloadフォルダ]内にダウンロードしたZIPファイルに加えて、ZIP(圧縮)の展開(解凍)が行われたファイルが保存されます。
展開(解凍)されたファイルは使わないので、削除してください。
Arduinoソフトウェアの画面に戻って、[スケッチ]->[ライブラリをインクルード]->[.ZIP形式のライブラリをインストール]の順にクリックします。

ファイル選択の画面が出てきますので、先程ダウンロードしたZIPファイルを選択します。

Windows標準の状態では、ダウンロードフォルダに保存されているはずです。
もしファイルが行方不明になった場合は、ダウンロード操作をもう一度やり直し、

この画面が出てきたタイミングで[保存]をクリックして保存場所を確認してください。

ファイルが見つかったら[開く]をクリックします。
※[開く]をクリックしても、目立つ画面変化は起きませんので、そのまま次の工程に進んでください。
[スケッチ]->[検証・コンパイル]の順にクリックします。

無事、コンパイルが成功しました。

次に、当社製品をパソコンにつなぎます。
USBケーブルをつなぐ前に、パソコン側の現在の通信ポートの状態を確認します。
[ツール]->[シリアルポート]の順にクリックして、右側に表示されたものを確認します。

COM3が表示されています。
ウルトラモバイルタイプのノートパソコンの場合、何も表示されない場合もあります。(RS-232Cポートがないため。)
この状態で、当社製品が接続されたUSBケーブルをパソコンのUSBポートに接続します。
STAGEA H10をお使いの場合は、パソコンに接続する時、以下の操作をしなければ認識されませんのでご注意ください。
・ジャンパピンを書き込みモードにセットします。
→この操作をすることで、副MCUの通信先を主MCUからUSBコントローラ(パソコン)に切り替えて、パソコンから送られてくるプログラムを受信できる状態にします。

・DCジャックにACアダプタを接続します。
→乾電池駆動(停電モードでの動作)では、2分に一度、20秒間しか副MCUの電源が入らないため、プログラムを書き込むことができません。

お使いのパソコンの状態によっては、このような表示が右下に出る場合があります。
以下のような表示に変わるまで、しばらく待ちます。

Arduinoソフトウェアの画面に戻って、再度[ツール]->[シリアルポート]の順にクリックします。

新たにCOM4が増えていることが確認できます。
これが、当社製品で使用するCOMポートとなるので、選択します。
この状態で、[マイコンボードに書き込む]ボタンをクリックします。

次の画面のようなプログレス表示(何パーセントというような表示)が出てきたら、パソコンと当社製品との通信は成功しています。

次のような画面が出てきたら、コンパイルと当社製品への転送、両方とも成功しています。
もう少し待ってください。

この画面のように、
| Leaving... Hard resetting via RTS pin... |
が表示されたら、当社製品への転送が成功しています。
STAGEA H10をお使いの場合は、DCジャックからACアダプタを外し、パソコンと接続する時に切り替えたジャンパピンを戻して、再度DCジャックにACアダプタを接続してください。
プログラミングリレーSTAGEA H10Liteをお使いの場合は、USBコードを取り外して、再度電源を入れます。
(1)Arduinoを起動します。

(2)メニューバーから[Arduino]->[Preferences]をクリックします。

環境設定画面が表示されたら、[追加のボードマネージャーのURL]に、以下のURLを入力してください。
| https://dl.espressif.com/dl/package_esp32_index.json |

[OK]を押して画面を閉じます。
Arduinoは、当社製品のためだけに開発されたソフトウェアではありません。
世界には、多種多様の対応ボードが存在します。
どのボードを使うか、予めArduinoソフトウェアが把握していて、必要な命令セットをインポートしないと正しく動作しません。
ここでは、インポートに必要なURLを登録しました。
次に、ボードの選択を行います。
[ツール]->[ボード:(初期状態のボード名称)]->[ボードマネージャー]をクリックします。

以下のような画面が表示されます。

[タイプ]の右側にある空白に、「ESP」と入力します。

多数のライブラリ郡からesp32だけがフィルタリングされて表示されます。
※「ボードマネージャーのURL」を登録しなかった場合、表示されません。
[インストール]をクリックします。

インストールが終わったら、[閉じる]を押します。

最初の画面に戻ります。

[ツール]->[ボード]の順にクリックして、[ESP32 Arduino]が追加されていることを確認します。
次に、[ESP32 Dev Module]をクリックして選択します。

その他の設定項目も以下の画像を参考に設定します。

ここまでの操作で、ArduinoソフトウェアからESP32ボード(当社製品)に接続する準備が整いました。
当社製品のサンプルプログラムをダウンロードして、Arduinoソフトウェアの空白部分に貼り付けてみましょう。
貼り付けたら、[スケッチ]->[検証・コンパイル]の順にクリックします。

コンパイルとは、文字で書かれたプログラムコードから実行バイナリを作成する操作です。
実行バイナリとは、何の細工もせずに一方的にCPU(MCUに内蔵されたCPUを示します。)に送信すれば無条件に実行してくれるデジタルデータで、WindowsでいうところのEXEファイルに相当するものです。
では、コンパイルの結果を見てみましょう。

一度も保存していない場合、このような画面が表示されます。
そのまま[Save]をクリックします。

エラーになりました。
「WiFi.hに対して複数の…」の部分は無視していただいて構いません。
このページをスクロールすると見える「Ambient.h: No such file or directory」の部分がエラーになっています。
先程、ArduinoソフトウェアでESP32を使用できるようにするための準備をしました。
しかし、それだけでは不足で、Ambientにアップロードするためのライブラリも入手しなければいけません。
コンパイラ(テキストベースのプログラムから実行バイナリを生成する機能で、Arduinoソフトウェアの一機能)に対してAmbient.hを読み込むようにプログラムされているにもかかわらず、Ambient.hファイルが存在しないため、エラーになりました。
「ESP32 Arduino Ambient ライブラリ」などのようなキーワードで検索してください。

検索結果の中からgithubドメインのページ(令和2年7月時点でhttps://github.com/で始まるページ)を探してクリックします。

このようなページが表示されたら、->[Download ZIP]の順にクリックします。
ブラウザの下部に、ダウンロード確認のメッセージが表示されたら、[保存]をクリックします。
※間違えて[開く]をクリックした場合、何も起きないか、[downloadフォルダ]内にダウンロードしたZIPファイルに加えて、ZIP(圧縮)の展開(解凍)が行われたファイルが保存されます。
展開(解凍)されたファイルは使わないので、削除してください。


ダウンロードされたことを確認し、どこに保存されたか確認します。
次に、Arduinoソフトウェアの画面に戻って、[スケッチ]->[ライブラリをインクルード]->[.ZIP形式のライブラリをインストール]の順にクリックします。

ファイル選択の画面が表示されたら、先程ダウンロードしたZIPファイルを選択します。

[開く]をクリックします。
※[開く]をクリックしても、目立つ画面変化は起きませんので、そのまま次の工程に進んでください。
再度、[スケッチ]->[検証・コンパイル]の順にクリックします。

無事、コンパイルが成功しました。

次に、当社製品をパソコンにつなぎます。
USBケーブルをつなぐ前に、パソコン側の現在の通信ポートの状態を確認します。
[ツール]->[シリアルポート]の順にクリックして、右側に表示されたものを確認します。

この状態で、当社製品が接続されたUSBケーブルをパソコンのUSBポートに接続します。
STAGEA H10をお使いの場合は、パソコンに接続する時、以下の操作をしなければ認識されませんのでご注意ください。
・ジャンパピンを書き込みモードにセットします。
→この操作をすることで、副MCUの通信先を主MCUからUSBコントローラ(パソコン)に切り替えて、パソコンから送られてくるプログラムを受信できる状態にします。

・DCジャックにACアダプタを接続します。
→乾電池駆動(停電モードでの動作)では、2分に一度、20秒間しか副MCUの電源が入らないため、プログラムを書き込むことができません。
10秒程度待ってから再度、[ツール]->[シリアルポート]の順にクリックして、右側に表示されたものを確認します。

新たに1つ増えたポートが当社製品で使用するポートです。
これを選択します。
この状態で、[書き込み装置を使って書き込む]ボタンをクリックします。

次の画面のようなプログレス表示(何パーセントというような表示)が出てきたら、パソコンと当社製品との通信は成功しています。

少し待ちます。

この画面のように、
| Leaving… Hard resetting via RTS pin… |
が表示されたら、H10への転送が成功しています。
DCジャックからACアダプタを外し、パソコンと接続する時に切り替えたジャンパピンを戻して、再度DCジャックにACアダプタを接続してください。